教師がやりがいを感じる瞬間
子どもに学業を説く教師
身近な存在の教師
学校の先生はドラマなどの題材にもなっていますし、義務教育で9年間、そして高校に進学した人は12年間もの期間お世話になることとなるとても身近な職業ですね。自分の先生として関わってきたこともあれば、子どもができれば親として子どもの先生と関わることもあります。
そんな学校の先生という仕事にはどのような魅力があり、どのような素晴らしいところがあるのかをご紹介します。
生徒が心を開くとき
クラスの全ての生徒達が接しやすいということはありません。自分になついてくれる生徒もいれば、その逆で自分のことをよく思わずに衝突してくる生徒もいます。生徒達はひとりひとり、色々な問題を抱えていることがありますので、大人にぶつかってくることは必ずあります。
そんな生徒達としっかりと向き合って、どのような言葉をかけると良いのか、どのような態度で接するべきなのか、家庭環境や性格を考えて、時には叱ったりもしながら変な道へと進まないように、生徒のことを考えて奮闘するのが教師という仕事です。その中で少しでも心を開いて相談をしてくれる生徒や、今まで反抗的だった生徒が自分の話を聞くようになってくれたときなど、生徒との距離感が縮まる瞬間はとても嬉しい瞬間です。
授業を楽しんでもらえる時間
先生という仕事のメインは授業によって勉強を教えることです。もちろん大切なことはそれ以外にもたくさんありますが、仕事の中での時間の割合は授業がメインです。その授業は毎日行われますので、授業の準備が必要です。生徒が理解できるように、生徒が覚えやすいように、そして飽きないように工夫を凝らして授業に臨みます。自分が努力して考えた授業を、生徒達が楽しんで前向きに参加している姿勢が見えたときはとても嬉しいものがあります。いつもはわからないと嘆いている生徒が理解している様子や、「なるほど」と思っている顔は教壇に立っているとよくわかるものなので、努力して授業を考えた甲斐があったと報われる瞬間でもあります。
卒業の瞬間
生徒が卒業していく瞬間は教師の仕事の中でも、とても感動する喜ばしいものの一つです。成長して自分の元から離れていく生徒の姿を見て様々な思い出と共に名前を呼ぶ瞬間は、涙を流さずにはいられない瞬間であり、教師という仕事の素晴らしさを感じる瞬間です。卒業までに色々なことがあり、とても辛かったことや大変なことが教師にもありますが、全てを水に流すことのできる感動的な1日です。生徒が卒業していく瞬間は教師という仕事の強い魅力の1つです。